瀬戸の名工、河本利吉（川本利吉と表記されている資料もあります。）による世界観が美しい大変魅力的な飾り皿です。
本作の構図に目をやると、染付の濃淡や技法を使い分け、力強くも繊細な草花と、果敢にお花に向かう翡翠（カワセミ）の姿まで写実的に描かれています。
見込みいっぱい描かれ、優雅に飛ぶ蝶々の姿まで再現され、バランス感覚が良いデザインと筆致で、最大限に描かれています。
品格も兼ね備え、特別な作例として別格の美を堪能できると思います。
コバルトブルーの美しさ、独特のデザイン感覚、抜かりのない作陶技術、まさに明治時代に極められた瀬戸の名工の本人作、謹作と言える作品です。
高台に河本利吉と銘がございます。
お客様の親族の方が一昔前に英国の骨董店にて買い求めたものですので、欧州へ伝来し、舞い戻った里帰り品となります。
本物保証いたします。

（時代）
明治時代

（状態）
総じて良好です。
古いものゆえ、時代変化はご了承ください。

（寸法）
最大24cm×24cm
総重量467g

写真に載っている皿立ては付属されませんのでご了承ください。

他の商品も商品しておりますのでよろしければご覧下さい。


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