仕様：90年製Charvel DK-055-SSHのボディーです。

日本製のCharvelシリーズで、日本市場で展開されていたMODELシリーズから商品体系を一新した1990年からのモデルになります。

スリムで、スクエアエッジが特徴のレギュラースケール22F仕様ディンキーボディです。

このモデルの上位機種にあたるDK-060やDK-065が圧倒的に市場に多く、こちらのモデルはあまり楽器屋にはおいてなかったため希少なモデルになります。

また上位機種とは一見Jackson PUを搭載せずに、ただクロームパーツ化されたモデルに見えますが、ボディ材がこの頃Jackson/Charvelギターに良く使用されたイエローポプラではなくバスウッドになり、コントロール部位が基本SH仕様に見られる、1Vのみの構成になっています。

仕様自体はMODEL期最終物と同じ造りをしており、またブリッジ部分のザグリやスタッド間がFloyd Roseに互換性のある規格になっている分、さらに使いやすくなっています。

この２期目の日本製Charvelは量販機種がFLC-101(TAKEUCHI TRS)、上位機種がFLC-202(Schaller FRT-2)搭載で搭載機種ごとにブリッジザグリが異なり、FLC-202搭載機種だとFloyd Rose Originalでは後端部がはみ出てしまうため、むしろFLC-101系搭載機種の方が使いやすかったりします。

製造は中信楽器製造で、当時のエントリーグレードに


詳細は

ボディー材はバスウッドです。

ネックはつばだし22フレット レギュラース(648ミリ)対応になります。

ブリッジはTAKEUCHI TRS フロイドライセンスブリッジ搭載機種ですが、Floyd Rose Originariも搭載可能で、スタッド間は74mm。

PU配列はSSH仕様です。

バックパネル等は付属いたしませんが別出品しています。

色はブラックです。

サイズ：ネックポケットのサイズは幅57.2mm、深さ18.0mmです。

コンディション：商品タグがまだビニールに入っているようなほとんど使用されていない個体でしたので、ブリッジ部分にわずかな塗装はげ(タッチアップすれば全く目立たない)、ネックジョイント部分片側にかなり薄く塗装面のクラックが1cmほどある程度で、非常に綺麗なボディです。

あとほとんど使用されてはいませんが、ブリッジスタッド部分1弦側木部にクラックがあります。

現時点でアンカーが緩いとかは全くありませんが、この時期の日本製Charvelボディにはほとんど発生している(MODEL期、DK期問わず)持病のようなものなので、特に珍しいものではありません。

またキャビティ内や塗装はげ部分より確認できますが、発色のためなのかシーラーの代わりなのかはわかりませんが、下地には白が塗ってあります。

送料は、お手軽版ゆうパック100サイズです。

いかにもディンキーというようなオーソドックスな外観を持った程度の良いボディになります。