十数年前に米国在住の一流ディーラーによって
１万ドル超えにてハンマープライスされた今作とは

一見するだけでも記憶に残る類い稀なる意匠が
全身に余す所無く鏤められた

二度とは御眼に掛かる事の叶わない
大名家伝来による
博物館級の御硯筥と成っております。

(時代)
江戸時代～中期

(寸法)
最大横幅(21.6cm)
最大縦幅(23.2cm)
最大高さ(4.8cm)
総重量　(1101g)

近頃では当店の文章や画像をそのままコピーした
悪質な『模造店』がヤフオク上でも散見されますが
当店との関係は一切御座いません。

　
当店の類い稀なる経験の中でも
此れ程までにも見事極まる『金工水滴』には
未だ嘗て一度たりとも出逢った事が御座いません。

ちなみに入手当時は真っ黒に酸化しておりましたので
当店から名工に依頼をし磨いて頂いております。

　
当店はこれまでに国内や海外を含めて
数百点に及ぶ『蒔絵』に携わって参りましたが
此れ程までにも珍しい意匠には
未だ嘗て一度たりとも出逢った事が御座いません。

　
途轍も無く洗練された
博物館級の別格品と成っております。

　
此れ程までにも洗練された御硯筥には
生涯でも二度とは御眼に掛かる事は叶いません。

　
(状態)
二百年以上の経年を迎えた『古美術品』ですから
至極当然と言えます僅かな劣化等は御座いますが
それ以外には特筆すべき傷みの無い
無疵完品レベルと成っております。

　
数十年振りに里帰りを果たした
日本の宝とも言うべき
最高峰の傑作品と成っております。