＋キャスターオイルの特徴＋

キャスターオイルはトウゴマという植物の種子から抽出されたオイルで、「ひまし油」とも呼ばれ、古くから世界中で愛用されてきました。
含まれる脂肪酸の約90％をリシノール酸が占めるのが特長で、粘度が高く浸透力は弱いものの保湿性には大変すぐれています。
顔や体のケアや髪のパック、全身のマッサージやリップクリームにと幅広く使えるのもキャスターオイルならでは。
アルコールに溶けやすい性質があるので、手作りコスメの材料としても最適です。
またカソーダの材料としても用いられ、重曹とキャスターオイルを２：１の割合で混ぜ合わせるだけで簡単に出来上がります。

スキンケアオイルに
保湿効果が高いオイルですので乾燥肌の方には特におすすめ。
お顔だけでなくかかとやひじ、全身、髪や頭皮、リップやネイルの保湿にも最適です。
マッサージに用いる際は、軽めのオイルに１割程度ブレンドしてお使いいただくと伸びがよくなります。
お肌の水分・油分を補い柔軟性を保つだけでなく、肌荒れを防ぎキメを整えます。

オイル洗顔やクレンジングに
キャスターオイルをオリーブオイルやスイートアーモンドオイルと１：１を目安にブレンドしたものを用います。
蒸しタオルで毛穴をひらかせた後、スプーン1杯程度を顔にぬり、やさしくマッサージするだけでOK！
先ほどの蒸しタオルで拭き取ったあとは、必要に応じて通常の保湿ケアを行ってください。

ヘアケアに
ビタミンEやミネラル、リシノール酸を含むキャスターオイルは頭皮や毛髪のケアにも最適です。
頭にスポイトなどで垂らし、5分ほどマッサージを行うことで毛髪にハリ・コシを与え、頭皮をすこやかに保ちます。
粘性が高く使いづらいときはホホバオイルやアルガンオイルとブレンドするのがおすすめ！

手作り石鹸・手作りコスメの原料に
手作り石鹸の原料としてお使いいただくと、泡立ちがよく透明感のある石鹸に仕上がります。
手作りコスメ、手作りシャンプーの材料としてもおすすめです。

ひまし油湿布に
エドガー・ケイシーが推奨したのが「ひまし油湿布」です。
布にオイルをたっぷり染み込ませ、温めておなかにのせるだけととっても簡単。
別名「キリストの御手」とも呼ばれるキャスターオイルが心地よく、ゆったり寛げるオイルパックです。